学生の本音。就職活動を通じて見えるもの(全5回連載予定:3/5)
「学生の本音。就職活動を通じて見えるもの」今回は第3回目の配信となります。
※前回の配信内容は下記をご覧ください。
https://ordenar-consul.com/blog/1432
絶賛就職活動中の学生Hさんが就活に関わるに連れて感じてきた本質について赤裸々に語って頂きます。ぜひ学生の生の声を見届けてください。
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こんにちは。就職活動中の学生Hです。
前々回、前回と受動的な情報だけでは社会のことは「よくわからない」と述べさせていただきました。
これも前回の最後に書きましたが、何も行動しない学生が何もわからないのは当たり前です。それで就活に問題が起ころうとも自己責任でしょう。
じゃあ失敗しないために行動しよう。
説明会や短期インターンシップ、探せばいくらでも学生向けに公開しています。
特に今年は世間の情勢の関係かオンライン上での説明会が多いです。思い立ったその数日後には自室で気軽に調べることができるでしょう。
そう、僕も考えていました。インターネットが身近な世代としては、インターネットさえあれば大抵の情報が手に入る。
就活に必要な情報もある程度なら入手できるだろうと。
ですが、説明会は所詮、説明会でしかありません。実物ではなく説明書を読むだけの場です。
短期インターンシップにも参加しましたが、あくまで学生のために用意された日程を指示通りにこなすだけでした。
もちろん、人柄も能力もわからない学生に実際の仕事を任せられるわけはありません。それは理解しています。理解していますが、僕が求めているのは社会人としての体験です。
どのような仕事を、どのような職場でやるのか。
社員同士の関わりはどのような形なのか。
会社全体での気質はどうようなものなのか。
担当の社員さんと同じインターンシップ生だけで別の部屋で作業しようとも知りたいことはあまり知ることはできませんでした。
結局のところ、僕が社会人についてはっきりとした知識を得ることができたのは一年単位での長期インターンシップがほとんどです。
特にそちらは中小企業だったこともあり、社員さんと共に働ける機会は多かったです。
今回の内容に限らず、初回からの全ての話は僕の個人的な経験から書き起こしています。なので中には全く違う考えの方もいるでしょう。
しかし、学生全体で見て的外れな意見でもないと思っています。
何故なら「入社してみたら思っていたのと違った」という発言が意識しなくとも聞こえてくるからです。
就活生が社会の実情を知る手段に乏しいことがそういった新卒が生まれてきてしまう原因の一つではないでしょうか。
と、ここまで、まるで社会側に問題があるかのように書き連ねてきましたが当然ながら学生側にだって問題は多くあります。
四回目となる次週では、自戒も込めて学生側の直すべき問題点を上げていきます。
今回もありがとうございました!残りも半分となりますが、是非とも最後まで読んでいただけると幸いです。
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次回は学生視点の問題点について語って頂きます。次週の配信を楽しみにお待ちください。