データ分析を仕事で活かす⑥:売上とは?利益とは?
ビジネスで数字を取り扱う際に必ず出てくる単語は「売上」と「利益」です。業界問わず売上や利益は重要指標です。
しかし、売上や利益といった会計用語に対して苦手意識を持たれるビジネスパーソンは非常に多いです、本当に…
なぜ会計に対して苦手意識を持つ人が多いのか?主な理由は下記2点ではないでしょうか。
1.数字が細かくたくさんあり過ぎてどこから見れば良いか分からない
2.細かな勘定科目が多すぎてどこから見れば良いか分からない
こちらの画像はとある企業の3か月分の売上・利益を表した表組です。
何が記されているのか分からないですよね?この時点で数字に対する苦手意識を持つ方はギブアップです。。
売上や利益を分析するためにはPL表(損益計算書)を理解する必要があります。しかし、いきなり細かなPL表を見てもどこから見れば良いか分かりません。
なので、会計の理解を深めるには細かな数字を見る前にそれぞれの表の仕組みを理解することが重要です。
PL表を絵図で表すとこの様になります。
・PL表は引き算で成り立っている
・売上-費用=利益
・利益には「営業利益」「当期純利益」など複数ある
・利益の項目によってどの費用が引かれているのかが異なる
まずはPL表の概要を理解することが重要です。それから細かな数字を見ることで理解を深める。
仕事の場面では細かなPL表が出回るシーンが多いため、会計に対して苦手意識がある人はいつまでも苦手なままです。
ざっくりで構わないのでPL表の概要を理解し売上や利益といった会社の数字に興味を持ちましょう!