学生の本音。就職活動を通じて見えるもの(全5回連載予定:5/5)
「学生の本音。就職活動を通じて見えるもの」ついに最終回となります。就活生Hさんの心の叫びが感じられます。
一社会人として皆様ぜひご覧ください!
※前回の配信内容は下記をご覧ください。
https://ordenar-consul.com/blog/1449
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こんにちは。就職活動中の学生Hです。
本日をもって、この度の学生から見た社会への印象を語る企画は最後となります。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
初めてこのメルマガの存在に気づいた方。是非とも一回目から順に目を通してみてください。無駄な時間にはさせません。
今回は最後のまとめということで、
結局、僕が何を言いたかったのかなども、書き連ねていきます。
ここまでの連載で僕は常に学生から見た社会への印象は「よくわからない」や不透明であると口を酸っぱくして言ってきました。
これ自体はきっと間違えてはいないと思っています。
学生は採用面接などで社会人の方々に猫を被ります。だから本当に知りたいことは聞けない。聞こうとしない。
就職活動で得られる情報も、学生向きに加工されたものばかりで実態は伝わりにくい。
社会人の面接官やインターンシップ生の担当者も企業によっては同じく猫を被っているように感じます。
もちろん厳格な態度を取る方も見ましたが優しく学生に接しようとする方も多く見ました。
それらが悪いことでないと思います。就職活動とは、お互いがお互いの利点を売り込み利害関係のための契約を探す行事です。
だから第一印象で嫌われるような態度を取らず、猫を被るのは当然でしょう。
しかし、それが原因で就活生から社会の本質は見えてこない。
「いざ入社してみたら思っていた環境と違う」との言葉が散見されるのはきっとそういった対応を行うせいです。
外部からの正確な情報もなしに、学生が社会を正しく想像できるはずがありません。
だって、学生は社会人になったことがない。中学と高校程度の違いならともかく、
ゼロから何もかも異なる環境を予想するなんて不可能です。
だから、僕たち学生はもっと社会を知ろうとする努力を、身近な人物でも面接官でも、
知りたいことは尋ねる勇気が必要だと、僕は考えます。
そして、社会人の方々にも自分たちの仕事を学生に見せてもらいたいです。
社会人は学生だったこともあるのですから当時の記憶を思い出して迷える就活生に手を差し伸べてくれると
僕たちは安心できます。
そうやって両者が、相手を知り、相手に伝える努力をできればその企業と波長が合い、将来的に成長する
人材となれるのではないでしょうか。モチベーションというのは、人の作業効率に大きく関わってきますから。
僕が皆さんに伝えたかったことは以上となります。いかがだったでしょうか。
初めての経験で正直、文章が怪しい箇所はあったかもしれません。
ですが、どうにか就活生である僕の本音は書き連ねることができたかと思います。
頭の片隅でも構いません。
こんな意見の学生もいるのだと、記憶して頂ければ嬉しいです。これまでありがとうございました。
もし僕が貴社の面接に現れたら、どうぞよろしくお願いいたします。
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全5回開催いかがでしたでしょうか?
私も一社会人として襟を正す必要性を感じられました。改めて若い世代には真摯に対応していきたいです。
「学生の本音。就職活動を通じて見えるもの」
ご覧頂きありがとうございました。過去の連載はHPに掲載されていますので読み返しご希望の際はぜひご覧ください。