SEMINAR公開セミナー

私立中高一貫校での数学教師を経てフリーアナウンサーに。現在、横浜国立大学大学院先進実践学環に在籍、研究を進めながら、放送大学の聞き手やラジオNIKKEI「日経サイエンス」コーナーのインタビュアー、イベントや式典の司会等を務めている。また多摩大学やNHK文化センター、オンスク.jp等での「ビジネス数学」講座のほか、小学生から大人まで、数学の魅力を伝えるワークショップや講演を全国で行っている。

「ビジネスに必要な5つの力」とは

ビジネスシーンにおいて必要とされる数学力は、大きく5つに分けられます。物事の状況や特徴をつかむ「把握力」、規則性や変化、相関などを見抜く「分析力」、いくつかの事象から最適な解を選ぶ「選択力」、過去のデータから未来を見通す「予測力」、情報を正確に伝える「表現力」です。これらの力は、ビジネスシーンの至るところで求められます。

数字を用いてコミュニケーションを取れる力を身に付けます

組織で仕事を行う際に他者とコミュニケーションを取ることは欠かせません。しかし曖昧で具体性に欠けるやり取りではコミュニケーションギャップが発生しやすいです。そのため数字を活用し具体的なコミュニケーションを取ることが求められます。本セミナーでは数字を使い円滑なコミュニケーションを取る力を身に付けます。

「ざっくり」と数字を活用するコツを理解します

ビジネスシーンでは必ずしも時間を掛けて正確な数字を捉えることが必要ではありません。「だいたいこのくらいの数値になるよね…」といったざっくりとした数字を素早く捉えることが重要な場面も多いです。本セミナーを受講することでざっくり数字を捉える重要性とコツを理解します。

分かりやすく具体的な表現方法を学びます

学校数学は厳密性が重視であり正しいことを正確に答えることが求められました。しかしビジネスで数字を活用する際は、正しいことを正しく伝えれば必ず相手に通じるとは限りません。相手の立場に立ち、グラフ表現などを駆使して、分かりやすく具体的に伝える力が求められます。