オルデナール・コンサルティング合同会社 代表社員
公益財団法人 日本数学検定協会認定 ビジネス数学インストラクター
公益財団法人日本数学検定協会 ビジネス数学検定1級取得
一般社団法人 事業承継協会認定 事業承継士
・エン・ジャパン株式会社 執行役員経営企画室長/管理本部長
・株式会社シーベース 代表取締役社長
・国内外企業にて取締役経験多数
※日本・中国・韓国・香港・シンガポール・タイ・ベトナム・インド・オーストラリア
・事業会社にてM&A責任者としてクロージング実績10件以上
・公益財団法人日本数学検定協会認定 ビジネス数学インストラクター
・一般社団法人事業承継協会認定 事業承継士
当社では「生産管理に役立つ統計学研修」を継続開催しており、これまで多くの社員が参加してきたのですが、研修を受講した一部の間接部門の社員から、売上分析やプレゼン資料などでの数字の表し方など、日常業務ですぐに使える知識を求める声が届くようになりました。
そこで、2017 年ごろの展示会で日本数学検定協会の「ビジネス数学」のブースに立ち寄り、その後打ち合わせを重ね、当社向けにカスタマイズした研修内容を提案していただきました。
研修後、社員からは以下のようにさまざまな感想が寄せられました。
●ビジネスで使う数字情報の計算・処理法などを正確・確実にするための堅めの講習と思っていたが、把握・分析・伝える力など、柔軟な思考を身につけ、視野を広げられる内容でよかった。
●背景情報や状況によって、同じ数字でも計算・考え方は変わる、というのが印象的だった。
●財務三表の連動の話が具体的でわかりやすくよかった。
●財務数字は“ざっくり理解でOK”と、はじめに丁寧な説明があったので、安心して参加できた。
ワークショップでの分析はさまざまな視点に触れられたことと、この知識でここまで読み解けるという実感を得られたことが良かった。
新たな研修を探しているなかで、2013年11月にビジネス数学の「数的センス向上トレーニング入門」公開セミナーを受講しました。
このセミナーでは、ビジネスに必要な5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)をグループで討議しながら身につけることができるうえ、最後にグループごとに話し合った意見を発表する経験を得られることから、新入社員研修に適していると判断し、2014年から導入しました。
受講者からは、「数的感覚を用いて用件を第三者に伝える大切さと難しさを感じ、仕事上の会話で数字を使って具体的に伝えることを心がけたい」という声がありました。
また、「Microsoft
Excel®を使用した『相関』『単回帰分析』の活用などを学習し、さらに研究課題をグループ内で討議し発表することは、本来の業務に役立たせることができそうだ」という受講者もいました。
ほかにも、「『表現力』を生かした適切なグラフを用いることは第三者にメッセージを的確に伝えられるので、本来の業務で実践し、正確な情報をみんなで共有することの大切さを学ぶことができました」といった声があがりました。
社員700人の当社において「100人規模で拡大」をうたい、技術をコントロールする部署である技術企画室と、社員の教育・育成を担う人事室が共同で施策を検討することになりました。 施策の1つとして、データ活用スキル(数字や統計)を向上させるために研修を行うことを考え、日本数学検定協会に相談しまして、いくつかのコースから、カスタマイズを含めた本研修の実施提案をいただきました。 研修には、ビジネス数学検定2級の受検がセットになっており、研修の効果を測るために有効であると考えました。
受講後の個別の感想では、「同じデータを元に分析しても人によって結論がまったく異なるという点がおもしろかった」「標準偏差、相関、散布図、回帰分析など、さまざまな分析方法があることを学んだ。 また、それらがMicrosoft Excel®で簡単に求められることを学んだ」「簡単な統計学の手法を用いて、データの集まりから根拠のある情報を引き出すことなのだとわかった」など、今後の業務にデータを活用したいといった前向きな感想が多く聞かれました。
生命保険事業に限らず、あらゆるビジネスシーンにおいて常に数字を意識し、その意味するところや背景・根拠・将来予測などの分析・アウトプットが求められるなか、入社後の早い段階から、こういった意識や一定のスキルを身につけられないか、課題認識をもって新人研修を検討していました。
研修前は数字への苦手意識から、不安な面持ちで参加していた受講者も、個人作業やグループワークをこなすうちに、羅列された「数字」から仮説を立て、意思決定に役立つ「情報」としてとらえることができるようになりました。研修後のアンケートでも、「新しい発見があった」「数字の意味するメッセージが重要だと気づいた」「データの効果的な表現方法・分析手法について選択の幅が広がった」という声が多く寄せられ、期待合致度・理解度とも他の研修と比較して、高い傾向が出ています。