オンライン研修とは?

2022年10月24日
#おすすめ記事#教育担当者向け#研修運営#経営者向け

withコロナの時代となりリモートワークを中心としたオンラインの活用が増加しました。その中で企業の人材育成計画も「集合型研修」だけでなく『オンライン研修』を実施するケースが増えています。そこで、この記事ではコロナ禍において発達した新しい研修方法『オンライン研修』の効果や受講の心構えなどをご紹介いたします。

 

コロナ禍でますますDX化が進んだ日本の企業。リモートワークの推進だけでなく、人材育成のための研修方法をオンライン研修に切り替えた企業も増えています。コロナ前からオンライン研修は存在しましたが、今行われているオンライン研修のような高品質な研修ではなく、各々がeラーニングを受講するなど限られた研修方法しか選べませんでした。

 

 

オンライン研修とは?

オンライン研修とは、リモートワークのようにZoomなどのWEB会議ツールを使って行う研修のことを指します。従来の研修会のように、受講者が一同にあつまり、そこに講師が赴くといったスタイルではないので、移動にかかる費用や時間が浮くなどのメリットもあります。

対面での研修と異なり、コロナ禍でも開催しやすい形式でしたので、この数年間で急速に需要が高まり、広く認知されるようになりました。ちなみに、弊社が企画運営する「ビジネス数学研修」は、2022年に開催した研修の約80%がオンライン研修でした。

研修の手法や受講方法なども確立され、効果も実証されてきたオンライン研修は、コロナ終息後も主要な研修形式の一つとして用いられ続けるでしょう。

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リアルタイム配信型(ライブ配信型)オンライン研修と録画型オンライン研修の違い

オンライン研修のスタイルはリアルタイム配信型(ライブ配信型)と録画型の2つに分けられます。どちらもメリット・デメリットがあり、講義内容や研修目的により使い分けることが重要です。

リアルタイム配信型オンライン研修

リモート会議のように、講師と受講者が同じ時間にオンライン接続し研修に参加するスタイルのオンライン研修です。ライブ配信型とも呼ばれます。

従来の研修同様、リアルタイムでの実施となるのが特徴で、チャット等の機能を活用すれば、受講者と講師がその場で質問したりディスカッションできたりと、スムーズにやりとりできるメリットがあります。研修中に受講者が抱いた疑問をリアルタイムに講師が知れることで、より有意義な研修内容を展開できるのも大きな利点です。

リアルタイム配信型のオンライン研修では、ZoomやCisco Webex、Microsoft Teamsなど、双方向的(インタラクティブ)なやりとりができるオンライン研修ツールを使用することが一般的です。特にZoomはオンライン研修に役立つ機能が揃っているため、多くの企業がオンライン研修で使用しています。

リアルタイム配信型のデメリットとしては、講師により研修の質が大きく左右されてしまうということが挙げられます。講師の経験が浅いと、インタラクティブなやりとりが生まれにくく、一方向の講義形式の研修になりがちです。

それでは、リアルタイム配信型の研修を行うメリットが半減してしまいます。事前に講師の能力や経験を確認して、希望通りのオンライン研修を行うことができそうか、確認することが重要です。

録画型オンライン研修

録画型はその名の通り、講師があらかじめ講義を録画しておき、受講者がそれぞれ視聴するスタイルの研修です。こちらの形式は一般的にeラーニングと呼ばれています。

企業側は安価で導入できるメリットが、受講者は自分の好きな時間に視聴できるメリットがあります。ただし、受講者側が積極的に参加する仕組み作りが難しいため、一方的な講義形式の研修になりがちです。

録画型の研修はオンデマンド配信なので、受講者が繰り替えし見て勉強するような内容の場合、効果を発揮します。

オフラインでの集合型研修との違い

オンライン研修に対し、従来型の対面式の研修を集合研修と言います。最近では、オンライン研修との区別としてオフライン研修という言葉で説明されることもあります。

オフラインの集合研修は、受講者と講師が直接対面でコミュニケーションを取れることや、受講者同士のコミュニケーションが取りやすいといったメリットがあります。特に、休憩時や研修前後の自由時間に、それぞれが個別にコミュニケーションを取れるのは対面式の集合研修ならではの特徴と言えるでしょう。

また、従来から行われていた方法なので、研修の運営がやりやすく、グループワークやディスカッションも行いやすいといった利点もあります。ただし、コロナ禍の現在は、まだ状況によって、密になりやすいグループワークは行えない可能性もあり、この点において、一概に集合研修の方が優れているとは言い難いのが現状です。

集合研修のデメリットとしては、開催場所の確保や講師の交通費や宿泊費などの余分なコストがかかることや受講者個々の習熟度の把握が難しいことなどが挙げられます。

 

 

オンライン研修の効果を最大限発揮するには

これからの時代、企業の人材育成はオンライン研修が主流になると考えられます。つまり、優秀な人材を育成するためには、より効果が出せる研修を開催する必要があり、受講者の意欲を引き出す工夫が大切です。

そこでオンライン研修の効果を最大限に発揮させるための運営のコツを3つご紹介したいと思います。オンライン研修を運営する際の参考にしてみてください。

オンライン研修は試聴するだけでは意味がない?

先程、オンライン研修にはリアルタイム型と録画型があるとご説明致しましたが、研修としての効果がより高いのはリアルタイム型であると考えられています。というのも、受講者がリラックスして好きな時間に視聴できる録画型のメリットは、受講者の意欲や態度、関心が企業や講師側に伝わらないという大きなリスクをはらんでいるからです。

受講者の意欲が低ければ、テレビを流し見るように、ただ視聴するだけで研修を終わらせてしまう可能性もあり、それでは研修の効果は当然期待できません。また、講師も事前に録画した動画を見てもらうだけでは受講者の反応がわからないため、より伝わりやすい内容にしたり、受講者のレベルにより内容を変えることが出来ず、その企業や受講者にあった最適な研修を行うことが難しいからです。

ですので、受講者にただ視聴してもらう研修よりも、参加型のインタラクティブなリアルタイム配信型の研修が望ましいといえるでしょう。

受講者の集中力が続くような配慮

受講者のやる気に任せ、研修を運営する側が努力をしないのでは、最大限の効果は引き出せません。研修内容を理解し、仕事に活かしてもらうためには、受講者が集中して研修に臨めるよう、運営側が努力する必要もあります。

研修というと、講義形式になりがちですが、なるべくグループワークなどディスカッションの場を用いるとオンライン研修の良さが引き立ちます。

弊社のオンライン研修でも使用しているZoomには「ブレイクアウトセッション」というグループワークに最適な機能が備わっています。この機能を使えば、オンライン上で簡単にペアやグループを作成できるので、オフラインの集合研修同様、ブレインストーミングやロールプレイングなどのグループワークを行うことができるでしょう。

グループワークなど受講者が積極的に参加する仕組みを設けることで、研修に活気が生まれ、受講者同士の交流が生まれたり、学ぶ意欲の向上も期待できます。

受講者参加型で緊張感と参加意欲を向上させる

リモート会議が広く浸透し、カメラ機能を使うことに抵抗がない人が増えてきました。そこで、オンライン研修中は、講義の間もカメラをオンにしてもらう事を推奨いたします。

カメラをオンにする事で、講師は受講者の反応を確認できる利点があり、受講者側は見られている意識から適度な緊張感を維持できるため、集中して研修を受けることができるのです。

 

 

受講者へのアドバイス!オンライン研修でより多くのことを学ぶ方法

ここからは受講者側がオンライン研修でより多くのことを学び、身につけるための心構えをご紹介いたします。運営側の方も『オンライン研修 受講前の心構え』として、受講者に事前に配るなどしてご活用ください。

受講前に内容を予習しておこう

研修を受講する前に予習しておくと、研修内容への理解がより深まります。反転学習と言われる学習法で、知識をあらかじめ頭に入れてから講師の話を聞くことで、研修内容が定着しやすく、学んだことを早く応用できるようになります。

事前にテキストや資料が配られる場合は、前日〜研修開始前までにしっかり目を通しておきます。テキストなどが無い場合は、資料を元にわからない単語や知らない単語をチェックしておくと良いでしょう。

また、予習してわからないところがあった時には、調べてその場で解決してもよいですが、メモしておき、実際に研修を受けて理解するのが効率的です。この場合の予習は問題を解決するよりも、自分がわからないところを知っておくことが重要です。

チャットを使って遠慮せずに質問をしよう

リアルタイム配信型(ライブ配信型)では、チャット機能を使って気軽に質問することが可能です。「気軽に」といっても、誰かが最初に質問してくれないと、なかなか気軽に質問できないという人が多いかもしれません。

それでも、従来型の対面での集合型研修と比べてみたら、随分と質問するハードルが低くなっています。従来型は質問しても良いとしても、講師が話している合間を見て、質問を投げかけなくてはいけませんでした。そうすると、自分の質問で研修が中断されてしまうようで、なんだか居心地が悪く、質問するだけなのに緊張してしまうというシチュエーションが多く見られました。

しかし、オンライン研修のチャット機能なら、講師の話や研修の流れを妨げることなく、自分が好きなタイミングでチャットを送ることが可能です。自分の質問により研修が途切れる心配もありませんし、なにより声を発さなくても良いので、心理的ハードルが低いといえるでしょう。

また、質問することにより、講師も受講者の理解度やレベルを推し計れるので、研修内容がより濃いものとなっていきます。インタラクティブな研修にするためにも、積極的に質問してみましょう。

研修後は復習し、学んだ内容を仕事に活かそう

社会人になると勉強の仕方を忘れがちですが、研修で学んだことを定着させるためには、復習も重要です。オンライン研修は、録画され後から見直すことができるようにしてある場合も多く、研修内容を理解してから見直してみると、新たな気づきが生まれたり、理解度をさらに深めたりすることができるでしょう。忘れないうちにしっかり復習し、知識を自分のものにしてください。

 

 

次世代の人材育成に、オンライン研修を活用しよう

これからの時代、即戦力となる若手をを育てることは企業の発展に向け非常に重要です。オンライン研修を効果的に取り入れ、社員のスキルを効率的に伸ばしていけば、企業業績の向上にも繋がります。

従来型の集合型研修、オンライン研修どちらもメリットデメリットがあり、研修内容によって向き不向きもありますが、講師の経験や研修の運営方法を工夫すれば、オンライン研修は十分研修として効果があると考えられます。従来型の研修をオンライン研修に切り替えるのはDX化の促進の第一歩としても有効です。

オンライン研修を活用し、次世代の人材育成&DX化を進めていきましょう!

 

 

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