人材育成を効果的に行う上で重要な「カッツモデル」とは?

#ロジカルシンキング#分析力#採用担当者向け#教育担当者向け

企業が継続的に発展するためには社員の人材育成が欠かせません。そのため多くの企業では人材育成に大きな投資を行っています。しかし人材育成は多種多様でありどの様な教育を提供すべきか…育成担当者は日々悩まれていると思われます。

そこで今回は人材育成に有効な考え方である「カッツモデル」を例に考えてみました。カッツモデルとは米国の経営学者ロバート・L・カッツが1950年代に提唱した考え方ですが現代でも非常に役立ちます。

テクニカルスキルとは「ワードやエクセルが使える」といったPCスキルなどを指します。日々の仕事を遂行する上で必須スキルと言えるでしょう。業界ごとの商品知識や市場理解などもテクニカルスキルに該当すると考えられます。

ヒューマンスキルとは「人間関係を円滑に構築し維持する」能力です。交渉力、プレゼンテーションスキルなどはここにに該当すると該当すると考えられます。

コンセプチュアルスキルとは日本語で「概念化能力」と訳されています。物事の本質を的確に捉えることで組織や個人のパフォーマンスを高める力です。

 

カッツモデルはマネジメント育成に対する考え方と言われていますが、私は非マネジメント職の方にも該当する考え方だと考えています。特にAI・人工知能が注目されている昨今では尚更ではないでしょうか。

 

弊社が提供する「ビジネス数学」研修は数字力の向上を目指しているため「テクニカルスキル」に思われがちですがそれだけではありません。
ビジネスシーンで数字を活用するにはヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルが多く求められます

単にデータを分析するだけであればAIで充分です。人間はAIに勝てません。
ただし意思決定を行うのは感情を持った人間です。意思決定を行うには、数字を活用し分かりやすく時には情熱を持って説明することが求められます。

そのために必要なのはテクニカルスキルではありません。ヒューマンスキルやコンセプチュアルスキルが必要です。

 

単にデータ分析手法を提供するのではなく、仕事で役立つデータ分析=ビジネス数学の世界観を更に広めていきます!

 

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